【マンガで学ぶ】催眠術のラポール形成5つの方法-NG例3選も紹介

催眠術師-ラポール形成5つの方法
この記事で全て分かる
  • ラポールってなに?
  • ラポール形成の方法は?
  • ラポール形成のNG例は?

催眠術をかけるうえで、「ラポール」は非常に重要な概念です。

なぜなら、テンプレート(誘導文)通りに催眠術をかけても、
ラポール形成が上手くいかないと催眠術にかからないからです。

逆を言えば、催眠術にかからないのは、
ラポール形成が上手くいっていない場合がほとんどです。

この記事では、催眠術におけるラポール形成を上達させる方法をご紹介します。

ラポールとは?催眠術師として信頼してもらう

凛ちゃん
凛ちゃん

ラポールって何ですか?

催眠術師としての信頼だよ

催眠術師X
催眠術師X

ラポールを日本語に直訳すると、「信頼関係」という意味になります。
ただし、よく勘違いされるのですが、「友達との仲の良さ」を指すものではありません。

催眠術におけるラポールとは、
「催眠術師(催眠術の専門家)として信頼できるかどうか?」という意味になります。

例えば、風邪を引いた時は、
お医者さんに診てもらおうと思うはずです。
仲が良いからと言って、友達に診療を頼まないですよね?

これは、「お医者さんなら病気を治してくれるはずだ!」という信頼(ラポール)が形成されているから、友達ではなくお医者さんに頼むのです。


そして、催眠術をかける最初の一歩として、ラポール形成が挙げられるように、
「催眠術師」だと認めてもらうことが大切です。

では、「催眠術師」と認めてもらうためには何が必要なのでしょうか?
方法をいくつかご紹介します。

ラポール形成5つの方法

凛ちゃん
凛ちゃん

どうしたら催眠術師だと信頼してもらえますか?

5つの方法を紹介するよ!

催眠術師X
催眠術師X

催眠術師だと信頼してもらう方法はたくさんありますが、
スグに使える方法を5つご紹介します。

①自分から名乗る

最もシンプルな方法は、「催眠術師」だと名乗ることです。
もしくは、「催眠術ができる」と言うことです。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、
このステップを乗り越えないと催眠術をかけることができません。

会話の自然な流れで話す方法としては、趣味や特技を聞かれたときに、
「催眠術ができる」と答えることで、催眠術の話をすることができます。

②催眠術師の名刺を作る

催眠術師の名刺

なかなか自分から名乗れない場合は、「催眠術師の名刺」を作るのもアリです。
名刺を配るだけで、「催眠術師」として認識してもらえます。

簡単に名刺を作れるサービスもあるので、
催眠術師の名刺を作ってみてください。

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③第三者に紹介してもらう

自分から名乗りだしたり、名刺を見せるのも難しい場合は、
第三者に協力してもらうのも一つの手です。

例えば、友人に「Xさんは催眠術師なんですよ」と紹介してもらうことで、
ラポールを形成することができます。

また、以前に催眠術を掛けたことがある人がいる集まりに参加する場合は、
自然と「Xさんは催眠術ができるんですよ~」と紹介してもらえるケースもあります。

なので、行きつけの居酒屋さんやバーを見つけて、そこで繰り返し催眠術を行うのも有効です。

④かけているところを見てもらう

催眠術をかけている場面を見てもらうことで、ラポールを形成することができます。

例えば、以前に催眠術を体験してもらったことがある人がいた場合、
まずはその人に催眠術をかけることで、周りの人に見てもらうことができます。

そうすると、「本当に催眠術ができるんだ~!」と思ってもらうことができて、
ラポールを形成することができます。

⑤かけている動画を見てもらう

先ほどの④が難しい場合、動画でも同じことができます。

まず、準備として、催眠術をかけることに成功した時に、その場面を動画で撮影してもらいます。

そして、新しい人に催眠術をかける時に、動画を見てもらうようにします。

このように、催眠術をかけている動画を見てもらうことでもラポール形成ができます。

ラポールを壊す3つのNG例

凛ちゃん
凛ちゃん

逆に言っちゃダメな言葉ってありますか?

よくある3つのNG例を紹介するよ!

催眠術師X
催眠術師X

本当に催眠術ができるのかな?」「大丈夫かな?」と体験者に思われてしまうと、
ラポール形成に失敗して、催眠術にかかりにくくなってしまいます。

ここでは、催眠術を覚えたての人がつい言ってしまいがちな「3つのNG例」をご紹介します。

①初心者です

「初心者です」と言うと、体験者に「本当に催眠術ができるのかな?」と疑われてしまい、
ラポール形成が失敗しやすいです。

それよりも「催眠術ができます!」と言った方が
ラポール形成が上手くいき、結果的に催眠術を体験してもらいやすいです。

なので、「初心者です」とは言わないように注意しましょう。

②練習させてください

「練習が必要」ということは、「初心者です」と言っていることと同じです。
これもラポールを壊してしまうので、言わないように注意しましょう。

なので、「練習」という言葉を使わずに、
例えば、「体験してみますか?」などの言葉を使うようにしてみるのも有効です。

③自信がありません

「自信がありません」というのも、「初心者です」と同じような意味になります。

また、体験者を不安にさせてしまう言葉でもあるので、
「かかりたくない!」と思われて成功率が落ちてしまいます。

「催眠術ができる」ということを伝えるようにしましょう。

まとめ

  • ラポールとは、催眠術師としての信頼のこと
  • ラポール形成5つの方法
    • ①名乗る
    • ②名刺を作る
    • ③紹介してもらう
    • ④かけているところを見てもらう
    • ⑤動画をみてもらう
  • ラポール形成NG例3選
    • ①初心者です
    • ②練習させてください
    • ③自信がありません

催眠術のかけ方の全体像を下記の記事で詳しく解説していますので、
ぜひ合わせてお読みください↓

催眠術のかけ方の全体像-催眠術師Xの館