【マンガで学ぶ】催眠術師も催眠術にかかるのか？

催眠術師も催眠術にかかる？

ある日の河井家での出来事・・・

希離亜さん、
今日のお昼ご飯はなんですか？

催眠術師X

希離亜さん

ご自分でご用意ください。

え～、そんなぁ～。

催眠術師X

希離亜さん

まぁ、でも、
私の質問に答えたら
用意してあげない事も無いですよ。

えっ？希離亜さんから
質問とは珍しいですね。
一体、なんでしょう？

催眠術師X

希離亜さん

催眠術師も催眠術に
かかるものなのですか？

えっ？催眠術師がですか？

催眠術師X

希離亜さん

だって、催眠術のかけ方を
知ってしまってるわけじゃないですか？

希離亜さん

そういう人でもかかるのかなぁと。

なるほど、そういう意味ですね。

催眠術師X

希離亜さん

で、どうなのですか？
かかるのですか？

はい、全然かかりますよ。

催眠術師X

むしろ、かかりやすくなりますね。

催眠術師X

希離亜さん

え？かかりやすくなるのですか？
どうしてですの？

催眠術の原理や仕組みを知るわけですから、
催眠術が当たり前のものだと納得できますよね。

催眠術師X

そして、日常で誰でも
体験しているものだと知るわけです。

催眠術師X

だから、かかって当たり前だと
思い込みやすくなるので、
かかりやすくなるんですよ。

催眠術師X

希離亜さん

なるほど。特別なものじゃなくて
当たり前にあるものだから、
自分もかかって当然だと
思うようになるということですね。

そういうことですね。

催眠術師X

希離亜さん

てっきり逆かと思っていました。
裏側を知るとかかりずらくなるのかと。

そう思う方が多いのですが、
実際は逆で、催眠術師もかかる人が
すごく多いですよ。

催眠術師X

希離亜さん

それを聞いて安心しました。

希離亜さんは、誰に何の催眠術を
かけるつもりだったんですか？

催眠術師X

希離亜

お嬢様と・・・
グヘヘヘヘヘ

私に催眠術をかけて
どうするつもりだったの？

河井さん

希離亜

あっ、お嬢様・・・
まだ学校の授業があるはずでは？

今日の授業は午前中だけよ。

河井さん

さぁ、希離亜。
白状しなさい。

河井さん

希離亜

あぅ。。。

希離亜

幻覚の催眠術を・・・

幻覚？
どうしてその催眠術を？

河井さん

希離亜

はい。。。お嬢様はご両親と
長らくお会いできていないので・・・

希離亜

幻覚の催眠術でご両親にお会いできれば、
お嬢様も寂しい思いをしないで済むかなと・・・

希離亜・・・
もう、馬鹿ね。

河井さん

こうして師匠もいるし、
みんながこの館を訪ねてきてくれるから
私は全然寂しく無いわよ。

河井さん

もちろん、希離亜も居てくれるからよ。

河井さん

希離亜

お嬢様・・・

さぁ、お腹も空いてきたし、
お昼ご飯を食べましょう。

河井さん

希離亜さん

はい。すぐにご用意させていただきます。

あ、僕の分もお願いします。

催眠術師X

希離亜さん

お嬢様が帰ってくると
思っていなかったので・・・
一人分しかありませんわ。

希離亜さん

ご自身でご用意くださいませ。

そ、そんなぁ・・・

催眠術師X

まとめ-本日判明したこと-

・催眠術のかけ方を知っていても催眠術にかかる

・むしろ、知っている方がかかりやすくなる

・催眠術師はかかる人も多い

・希離亜さんの企みは、
河井さんのご両親に幻覚で会わせることだった

・結局、催眠術師Xはお昼抜きになった

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